デジタル一眼レフ

キヤノンはミラーレスカメラへの道を進める

キヤノンの最近生産終了したEFレンズと2021年中に生産が終了するEFレンズのリストを眺めています。

ミラーレス機への注力

キヤノンという会社は、良くも悪くも、選択と集中が得意で生き残ってきた会社です。EFマウントしかり。ミラーレスに注力するとなれば、RFマウント生産ラインに切り替えるのでしょう。この道はいつか来た道。

ディスコンリスト

Canon Rumors に、最近ディスコンになったEF/EF-Sレンズと、2021年中にディスコンになる予定のEFレンズのリストが掲載されています。

生産終了したEFレンズとEF-Sレンズ

EF-S 10-22mm F3.5-4.5 USM
EF 14mm F2.8L USM
EF-S 15-85mm F3.5-5.6 IS USM
EF-S 18-135mm F3.5-5.6 IS STM
EF-S 18-200mm F3.5-5.6 IS
EF 24mm F2.8 IS USM
EF 24-70mm F4L IS USM(小三元レンズ)
EF 24-105mm F3.5-5.6 IS STM
EF 28mm F2.8 IS USM
EF-S 35mm F2.8 IS STM Macro
EF 40mm F2.8 STM
EF-S 55-250mm F3.5-5.6 IS STM
EF-S 60mm F2.8 マクロ USM

EF 70-200mm F4L IS Ⅱ USM(小三元レンズ)
EF 70-300mm F4-5.6L IS USM
EF 85mm F1.2L Ⅱ USM

EF 135mm F2L USM
EF 180mm F3.5L USM Macro

EF 200mm F2L IS USM
EF 300mm F4L IS USM
EF 400mm F5.6 L USM

2021年中に生産が終了する予定のレンズ

EF 35mm F2 IS USM
EF 300mm F2.8L IS Ⅱ USM
EF 400mm F4 DO IS Ⅱ USM
EF 500mm F4L IS Ⅱ USM

自分の持っているEFレンズが、3本もラインナップされているとへこみます。

キヤノンは、速やかにミラーレス化に傾注していくようです。EFレンズ群を次々とディスコンしていくようです。鉄壁とも思えるラインナップを誇ったキヤノンのEFレンズ群がドンドン無くなっていくのは、寂しい。まだ使ったことのない憧れの328。それに自分の持っているレンズが3本も無くなってしまうのは、自分自身がリストラされたような痛みを感じます。

RFマウント

キヤノンは、ミラーレス市場において先行するソニーをどうしても追いつき追い越したい。そのためには、生産ラインを空けて、RFレンズ群の生産に傾注していくのでしょう。RFマウント機普及の機会損失を防ぐのに、なりふり構わずって感じます。確かに、EOS R5とR6が売れ行き好調、RFレンズ群は入荷未定が続いているとなれば、生産ラインをミラーレスに完全に切り替えなんでしょうね。今年はEOS R3も出番が控えています。

大量のEFマウントレンズ

EOS R5とR6が売れ行き好調でRFマウントレンズにユーザーが切り替えるとなれば、中古のEFマウントレンズが中古市場にあふれ出してきます。なんか、チャンスな気もします。

憧れの328

RFマウントの新品328には手は出ないでしょうけど、中古のEF 328なら入手できるかもしれません。スポーツカメラマンのあこがれです。328を構えている自分の姿を想像するだけで、魅入ってしまいます。

今のスポーツカメラマンは肩身が狭い

しかしながら、「女性アスリートの性的な画像の拡散被害」が重大な社会問題になっている昨今、328をもってスポーツ撮影に臨むのは、周りからの視線が痛い。328の出番は永遠にないのだろう。残念だが、これもまた巡り合わせ、自分には328は高嶺の花である。

大切な思い出はEFレンズと共に

キヤノンがこうしてミラーレス機とその環境構築に邁進している現状を見れば、今後ミラー機やEFレンズの新製品登場は無いでしょう。

かけがえのない子供の姿を映したレンズ

Canon EOS-1D Mark IV + EF200mm f/2L IS USM

沢山の思い出とともにあったマイレンズたちは今後も大切に使います。かけがえのない子供の姿を共に追いかけたレンズ達は戦友です。

まとめ

ミラーレスカメラ

キヤノンはミラーレスカメラへ切り替えた。

EFレンズ

EF レンズはそう簡単には手放せない

RFレンズ

が、しかし、やはりRFレンズは魅力的だ。EFとは違う新しい設計の光学系やレンズ構成が発表されたら、欲しくなるんでしょうね。それまで、資金をしっかりと確保しなくてはなりません。